金魚すくいの金魚の飼い方

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この記事の執筆時点(8/27)では、既に少し時期遅れのような気もしますが、タイトルの通り金魚すくいですくってきた(救ってきた?)金魚の飼い方について私の失敗を交えてお伝えしていきたいと思います。

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水槽に金魚を入れる前に

この時期、お祭りや学校、保育園などのイベントで、子供たちが金魚すくいで金魚を持ち帰ってきた、というご家庭も多いと思います。

その際によく言われている事として、「水槽にブクブク(空気)が必要」や「金魚すくいの金魚はすぐ死ぬ」等があると思います。

まずはこの辺からご説明したいと思います。

水槽にブクブク(空気)は必要か

まずは結論から。

全く必要ありません。

じゃあ何故、そのようなイメージが定着したのか、という事なんですが単純に安価な水槽セットには安価なフィルターとして、ブクブクを出すエアーポンプがセットの場合が多いからです。

なぜ水槽にはフィルターが必要なのか

そもそも何故、金魚を飼育する際にフィルターが必要かと言うところからですが、これも条件を満たせば、フィルターを使用しなくても金魚は飼育することも可能です。

その条件とは

  • 物理濾過ができている状態
  • 溶存酸素量が充分である状態
  • 生物濾過ができている状態

これら3つが満たされていれば、フィルターも必要ないと言えます。

物理濾過

これは金魚のフンや食べ残しの餌などのゴミです。

もし水草を入れていれば、枯れたり溶けたりしたものも良くないですね。

これらを取り除くには、単純にゴミをすくったり、水槽内の水換えをすれば良いです。

溶存酸素量

これは水中内の酸素量のことです。

水換えをする事でも酸素を水中に取り込むことができます・・・

要するに、ブクブクをするのは水中内に酸素を取り込みたいから、というわけなんですね。

逆に言うと、水中に十分な酸素があれば、ブクブクする必要がなくなります。

因みに、1㎝の体調の魚に対して、1リットルの水が必要と言われています。

生物濾過

簡単に言うとフィルターなどにバクテリアを繁殖させて、魚のフンなどから発せられる有害物質をバクテリアに分解してもらい、水質を良好に保ってもらう事です。

よく小学校などでおいてある水槽には上部フィルターという下の画像のようなものが設置されていると思いますが、その中にあるグラスウールの様な外見のものがその役割を担います。

IMG_9073

IMG_9072

↑の私の水槽の画像では黒いスポンジのフィルターがそれに当たりますが、小学校でおいてある水槽では青いフィルター+白いフィルターがセットで使用されていることが多いと思います。

また目の細かい大磯砂と呼ばれる底に敷く砂利も、バクテリアの定着に効果がありますので、画像のような上部フィルターを設置しなくても、砂利などで生物濾過が充分に機能していれば金魚は飼育できます。

という訳で、先に述べた3つの条件である物理濾過、溶存酸素量、生物濾過が充分であれば、フィルターは必要ないということになります。

しかし、この中でも特に物理濾過だけは、川のように水が流れっぱなしの様な状態でなければ、全くのメンテナンスフリーと言うわけにはいきません。

金魚のフンや食べ残しの餌などは、消えてなくなる・・・という訳ではありませんから、取り除く必要があるからです。

溶存酸素量にしても、水が動かなければ酸素が取り込まれないので、フィルターやブクブク等の器具を使用しないのであれば、水換えをして酸素を取り込んであげる必要があります。

なのでこれらを解決するためには、フィルターを使用したほうが、かける手間が圧倒的に少なくて済むのです。

フィルターの種類について

前述のように、フィルターは無くても理論的には金魚飼育は可能ですが、飼育を容易にするためには積極的に使用したほうが良いと言えます。

そしてそのフィルターにも様々な種類があります。

外掛けフィルター

恐らく、このタイプがホームセンター等で、水槽もセットで最も安価に買えるタイプではないかと思います。

特徴としては、とにかく安価。濾過能力はちょっと弱め。

イニシャルコストは安価だが、純正ろ材を使用・交換していくとなると、ランニングコストがかかる(この辺は他のろ材も使用できますので、好みで変更すれば良いと思います)。

投げ込み式

こちらもホームセンター等で売っているセット水槽に付いていることが多く、入手しやすいタイプと言えます。

こちらも特徴としては、とにかく安価。そしてこのタイプはエアーポンプ(ブクブク)を使用するので、ポンプの音がうるさい事が多いと思います。

この投げ込み式の他にも、エアーポンプを使用するろ過方式は他にも何種類かありますが、水槽にセットでついてくるエアーポンプは、例外なくうるさいと思っておいたほうが良いと思います。

これはもう構造的にどうしようもないことなので、寝る部屋のすぐ近くに水槽を置かざるを得ない方などは、エアーポンプを使用するフィルターは選ばないほうが無難です。

そして、酸素を常に送り込みながらろ過するので、濾過能力的には悪くはないですが、その名の通り水槽内に投げ込んだ状態で使用するので、水槽内のスペースを占有しますから金魚の邪魔にもなるし、見栄えもあまり良くないですね。

上部フィルター

上の2つよりは値が張りますが、可能ならばこちらがお薦めです。

ホームセンター等では、上部フィルターがセットの水槽だと60㎝水槽がほとんどだと思うので、その場合1万円近くすると思います。

しかもこの60㎝水槽という事になると、その重さゆえ出窓に置くであるとか、下駄箱の上に置くといったレベルではありません(因みに60㎝水槽の場合、水を満タンにすると約60kgにもなります!!)。

という事は、キャビネットやラック等の水槽台が必要になります(因みにこのクラスの水槽台であれば、それほど高くありません)。

特徴はメンテナンスがし易く濾過能力が高く、音もとても静か。はっきり言って、金魚飼育という事だけであれば、欠点はありません。

欠点は、イニシャルコストが先の2つよりは高め、ということかもしれません。

しかしランニングコストもかなり安く済みますので、長く飼育すればするほどお得になります。

あと60㎝水槽以外のセット物は入手しにくいと思います。

そのため30㎝〜45㎝水槽等の小さめのものの購入であれば、水槽、フィルターなど単品で購入するしかなく、トータルでかなり割高になる可能性もあります。

またその他の欠点としては、水草の育成にも不向きなフィルターではありますが、外掛け、投げ込み式ともに水草育成には向かないフィルターなので、先の2つに比べてのデメリットにはならないと思います。

という訳で、今回はろ過とフィルターについて簡単に述べましたが、次回は子供たちが連れてきた金魚たちを水槽に入れたいと思います。

つづく。

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